問題詳情

75 70 歳の女性。労作時の呼吸困難を主訴に来院した。年前から風邪をひいていなくても咳や喀痰が出るようになり、風邪をひくと咳と痰が悪化し、時に喘鳴が出現するようになった。年前から坂道や階段を昇る際に呼吸困難を自覚するようになり、か月前からは、平地でも 100 m 歩くと強い息切れを自覚し途中で休むようになったため受診した。喫煙は 69 歳まで 15 本/日を 49 年間。身長 153 cm、体重 45 kg。脈 拍 88/分、整。血 圧 140/80 mmHg。呼 吸 数 24/分。SpO2 95 % roomair。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口唇や指尖にチアノーゼを認めない。頸部の胸鎖乳突筋が肥厚し、吸気時に肋間や鎖骨上窩の陥入を認める。胸郭は前後に拡張し、呼気が延長している。胸部の聴診で呼吸音が減弱している。胸部の打診で鼓音を呈する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下þに浮腫を認めない。心エコーで異常を認めない。胸部エックス線写真で肺の過膨張所見を認める。呼吸機 能 検 査 は、FVC 2,500 mL、%FVC 104 %、FEV1 700 mL、%FEV1 36%、FEV1% 28 % であった。この患者の増悪予防のために有用なのはどれか。つ選べ。
(A) 酸素療法
(B)インフルエンザワクチン接種
(C) 長時間作用性 β2 刺激薬の吸入
(D) 短時間作用性抗コリン薬の吸入
(E)経口ペニシリン系薬の少量長期投与 

參考答案

答案:B,C
難度:適中0.5
統計:A(0),B(0),C(0),D(0),E(0)

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