問題詳情

日本の贈り物は、多くの場合、「お世話になった人」と「お世話になっている人」にお礼の目的で贈ります。お中元、お歳暮のような儀礼的な贈り物も、誕生日や結婚や出産、新築のような祝い事の贈り物も、贈る相手は上記の 2 タイプと、親族、親しい人に限られます。渡すときは、どんなに一生懸命、相手の喜びそうなものを考えて贈ったとしても、「気持ちばかりですが」(39) などと謙遜しながら渡します。 (40) 、他人の家や会社を訪問する場合にはお菓子などちょっとした小さい贈り物を持っていきますが、日本ではこれを「手土産」と呼んでいます。この手土産は、「これからお世話になる人」にも気軽な気持ちで渡します。贈り物をもらったとき、相手の前で開けるかどうかは、贈り物の目的によって異なります。たとえば、お中元、お歳暮のような儀礼的なものや手土産は、相手の前で開けません。手土産でも、本当に親しい人から「おいしいから」と言って渡されたときなどは、「お持たせですが」(お持たせ:「人の持ってきた土産」の尊敬語)と言って、開けて一緒に食べることもあります。そういうときは、もらった物のおいしさをことばで表現して感謝の気持ちを示します。誕生日などの贈り物の場合は、最近は相手の前ですぐ開けて、どれだけ気に入ったか、もらってうれしいかなど喜びを表現して、感謝の気持ちを伝える人が増えました。目上からもらったときは、失礼にならないように開けてもいいか相手に聞いてから開けたりします。
39. 「気持ちばかりですが」の「ばかり」はどれに当たりますか。
(A) ほど
(B) だけ
(C) まで
(D) など

參考答案

答案:B
難度:適中0.428571
統計:A(3),B(3),C(1),D(0),E(0)

內容推薦

內容推薦