問題詳情

請依下文回答第 11 題至第 15 題:  20 世紀初頭から今日に至るまで、国際社会は紛争の平和的解決のために種々の規制や制度を確立してきた。しかし、紛争の発生そのものを予防しようなどとは、なぜか考え及びもつかなかった。予防医学、火災予防、予防接種等など、国内社会では災いや病気を予防することはとうの昔から慣行になっているが、国際社会では近年になってやっと予防外交への取り組みが始まった。ガリ国連事務総長が「平和への課題」(1992 年)で、国連の役割として、平和維持、平和創造、紛争後平和構築と並んで、予防外交を掲げたことが、予防外交を広める契機となる。武力紛争の 11 を早期に発見して、その 11 を摘むことで、平和を維持しようとするのが予防外交の意味するところである。ところで冷戦の終結後になぜ予防外交が注目されるようになったのであろうか。冷戦後に世界各地で民族紛争が頻発したが、そうした紛争を止める 12 を国際社会は持ち合わせていなかった。それに民族紛争というものは、一旦武力紛争へと発展すると、それは単にその国の内政問題にとどまらなくなる。周辺国に陸続と押し寄せる難民を国際社会は 13 しなければならないし、大量難民の受け入れは、その受入国に混乱をもたらし、時に国の安全そのものを脅かすことにもなる。それに民族紛争は、地域紛争に発展しかねない。また民族紛争後には民族間の対立感情は頂点に達し、経済的には疲弊してしまっている。そうした国家の紛争後平和構築は、高くつく。こうして武力紛争は予防できるものであるならば、それにこしたことはない。  
11 文中の 11 にあてはまる語句として正しいものを、次の中から一つ選び、記号で答えなさい。
(A)種
(B)芽
(C)草
(D)枝

參考答案

答案:B
難度:非常簡單1
統計:A(0),B(2),C(0),D(0),E(0)

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